山歩人🕶吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)…単独登山多し…山をテーマに限定…時々脱線♪した気まぐれ日記です‼ 2025.5に goo blogブログ から Hatena blog へ引っ越してきました~よろしく!

私論:地方創生~登山再興(最高)~

文字ばかりで長文になるのをお許しいただきたい。地方創生と言った言葉を最近よく聞く機会があるが趣味の分野で語りたい。地方創生~登山再興(最高)~である

レジャー白書によると平成24年の登山人口は860万人(前年50万人増)。登山・キャンプ用品市場も1860億円に上り、4年連続で前年を上回った。平成28年からは8月11日「山の日として国民の祝日となり、登山ブームはさらに加速するだろう。未舗装の林道や登山道など自然の中を走り抜ける「トレイルラン」も人気上昇中。全国各地でトレイルランの大会が急増し、20万人以上の愛好家がいる。登山人口の数字を押し上げているのは、山ガールや50~60代の中高年登山者を中心とするビギナーだ。ハイキング・登山ツアーの参加者が急増し、国内の企画だけで前年度の約3倍に膨らんでいる。これを逃す手はない。いまの地方創生においては「登山再興(最高)」をテーマに各地域に眠っている山々を起こし地域を活性化させるべきだ。道内、山や雪はどこにでもある。例えば「アウトドアで最高のエクササイズ」「頂上からの最高の景観で気分爽快」「自分の最高の滑りを堪能、そして快感」などを切り札に安定的に人を呼び込むこともできる。実際「森林セラピー」や「標高差利用の気候療法」などを事業化し、観光資源として定着させている地域もある。

日本各地に登山関係愛好者がたくさんいるのに、多くの登山愛好家の登っている山は「名山」ばかりだ。実にもったいない。埋もれている山がたくさんある。これまで、森林管理署(旧営林署)や、地方自治体の登山道整備関係予算は極度に削減され、そのために整備が進まず、廃道化する登山道(ルート消滅等)が増えている。道内には、「食」「温泉」「観光」など付加価値の多い地域がたくさんある。まして山や雪はどこにでもある。最近危険といわれるバックカントリー(BC)でも何か地方創生に結びつくものがあるはずだ。積雪期に雪で閉ざされた農免道路や、山麓にある傾斜牧草地帯などを利活用し、BC愛好者などに利用してもらい多くの人を呼び込んで地域を活性化してもらいたい。

例にはならないかもしれないが・・・青森県蓬田村は、来年春の北海道新幹線の開業に併せ、誘客促進しようと村内3山への案内図などを掲載した山歩きガイドマップを作製した。奥津軽いまべつ駅の近くにある町でガイドは村内の「大倉岳」「赤倉岳」「袴腰岳」と「黒滝」への日帰りトレッキングコースを紹介。各コースの所要時間や注意点のほか、避難小屋やトイレの位置なども明記。村は登山道の整備や古くなった看板の立て替えを進め、観光資源を積極的にPRするようだ。

同じく北海道新幹線木古内駅の近くにある知内町の小谷石地区で「矢越山荘」(旧矢越小)を解体し、新たな山荘にした。山荘は1951年に矢越小の校舎として建築され、2000年に廃校となってからは小谷石町内会が建物を管理。裏手には知内丸山(665m)の登山口があり登山者の拠点としても親しまれている。知内町限界集落・小谷石地区(168人、85世帯)は高齢者人口が町内一高いが、冷泉あり、海あり、山あり・・・など観光振興を進める中では手を掛けやすい素材がたくさんあった。小生も某プロジェクトに参画したことがあるが、役場と地域(住民)がともに取り組み、何かをつかみ取ることがまず大切で、多くの観光客を望めなくても、住民が楽しく過ごせていれば、人はおのずから面白い、魅力のあるところに集まってくる(実際に体験観光や民宿は盛況だ)。大変な面もあるが最終的には人が地域を変えていく。やり方次第では桃源郷になる。

過疎化が進み、財政状況が厳しい地方では豊かな自然が重要な観光資源だ。中でも多様な自然を持つ道内は、登山体験や希少動植物の見学など、さまざまな観光の拠点となる。自然を相手にするので登山道の補修や、ルートの整備などの保全活動は大変な苦労を強いるが、有償(生活できる程の手当支給等)で地域住民が積極的に登山道や散策路などを管理する体制(人材雇用の確保)を国が主導で取り組めないものか。国立公園では登山道の荒廃や施設老朽化が進む一方、国や道の財政難で、今後も適正に管理ができるかが課題となっている。山荘や避難小屋等も老朽化と経費削減から存廃問題が浮上しているところも多い。現在利用できる登山道のなかには、地元の山岳会などが手弁当で整備しているものが多い。

長野県朝日村のシンボルで観光資源である鉢盛山は平成18年以降登山ができない状態だったが、地域のボランティアにより新登山道が開設し、山麓のキャンプ場、緑の館は国の「地域おこし協力隊」などによって活性化している。

15年目だろうか、八雲高校山岳部が黙々と2年かけ雄鉾岳望む登山道を開削した。地元から「雄鉾岳を見られる展望台がほしい」という願望に応え整備していたが、いまでは後継者もいなくなり廃道に近い。登山口の奥には、かつてマンガン鉱山があったがいい観光史跡となっただろう。

ほんの一部を紹介したが、なんとか登山人口約900万人を良い意味で循環させ道内の地域を活性化させることはできないだろうかと日々思う。

 カナダ・ケネル市民を適当にガイド(樽前山知内町小谷石・矢越山荘乙部岳山開き良くできている胆振振興局?の「登ろういぶりの山」ガイド。温泉、グルメガイド付き。分かりやすい。民宿があって地酒が飲めて露天があって駅からアップダウン・・・最高 

おまけ:地方創生って何?

新聞やニュースに興味のない人は、「地方が早く世をさることなんですか?」なんていうヤツもいたが・・・違う。これからも、日本は少しずつ人口が減っていくが、このままだと人が暮らす地域として成り立っていかなくなる所がたくさん出てきそうなんで、そうならないように基幹産業などを盛んにしたり、多くの人が住みやすくなるような政策を積極的に進めることである。